神奈川教区関係団体

神奈川教区浄土宗保育協会

教区内寺院の経営する幼稚園・保育園21ヶ園による協会設立の気運は昭和33年頃よりたかまり、その前提として森爽海らが中心となり度々保育講習会・園長研修会等を開催していた。やがて時至り昭和40年12月6日、「神奈川教区浄土宗保育協会」の設立総会を大本山光明寺を会場に開催して会則を制定、当時最年長者の杉田義俊を会長に、呼びかけ人代表の森爽海を副会長に選出した。
こうして、発足した当時は毎年鎌倉光明寺を会場にして教職員の宿泊研修会を開催したが、受講者は毎回150名におよぶ盛況ぶりであつた。 この後数年後には活動も中断し、全ての資料や帳簿等も所在不明の状態が続いた。そこで森爽海、平野仁司、鷲見立信らが、今一度「神浄保」を往年の姿に……と奔走し、昭和60年5月組織のたて直しをはかり、協会員もそれに応えて再起を期し、会長に森爽海、副会長に鷲見立信、事務局長に相馬宣正を選出した。
以後協会は組織的な活動を開始し、往年の姿を取り戻した。中でも鎌倉光明寺を会場として開催する父母の会役員研修会は協会活動の目玉となっているが、平成8年はその11回目を迎えた。この研修会の講師には連続して森爽海を招いている。
森爽海は浄土宗保育協会常任理事を三期つとめたが、平成4年に人心の一新を期して勇退した。後任として会長に平野仁司、副会長に相馬宣正、事務局長に渡部俊賢が就任した。
会長平野仁司は、同年浄土宗保育協会の副理事長に就任し、さらに平成8年6月理事長に選出された。